前回のブログの続きです。

[築50年以上のマンション水漏れ修理 その2]

 

さて、この漏水を修理するためには

一度浴室の床を全て解体しないといけません。

 

ここで、浴室を作り直すのに

在来工法の浴室(今と同じタイル貼り)とするのか

ユニットバスにするのかご提案にとても迷います。

 

ユニットバスにするのが今後のことも考えて、

絶対に良いのですが、かなり安い賃料なので改修費にコストを

あまりかけないようにしなければなりません。

 

両方の見積もりを作って、

どちらが良いかオーナー様に

決めてもらおうと思ったのですが・・・

 

ここで選択肢をなくすご要望が・・・

 

入居が決まったので

14,15日で何とかして欲しい!!

 

 

と。

 

 

これから材料を発注して、

数種の業者さんの段取りして・・・

 

 

在来工法(タイル張り)の浴室では

モルタルの養生期間、防水後の漏水検査等を含めると

到底間に合に合いませんd( ̄  ̄)

 

 

ユニットバスの選択肢かなくなりました。

 

 

あらゆるところの寸法を確認して、

ユニットバスが設置できることを確かめ、

すぐにご提案、そして発注!!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その次の日から

すぐに解体工事に入りました。

 

 

 

 

 

解体してみると・・・

やっぱり原因は防水。

 

 

 

配管と防水の接続部分の縁が切れています。

(今はこんな感じの施工となっているのですが、

昔はこんな感じだったんですね・・・(>_<))

 

 

はい、大方解体は完了しました。

 

続く・・・

writer:代表 一級建築士 高山道男