戦争から帰ってきた義祖父の家、住む人が居なければ取壊す・・・
そんな話を聞き、妻と相談し、お家を引き継がせて頂きました。
妻の義祖父は94歳。お国のためにと必死に頑張り、
戦争から生きて帰って来られました。
帰って来られた後も相当大変な毎日だったそうですが、
とても立派な家を建築されました。
私は今、その家に住んでいます。
築35年、私が産まれた時に建築されています。
同い年というのも何かのご縁だと思っています。
一昔前のような暖かい人と人との繋がりを取り戻したい
誰の子供とか関係なく、近所同士でみんなで生活し、
生きていた暖かい人間関係を作って行きたいと思い、
現在、その目的を実現するために、
先ずはこの自宅をそういう場にしようとすべく
駐車場、洗面所、浴室をリフォームしており、
順次、2間続きの広い和室、トイレなども多くの人が
利用できるようにリフォームする計画をしておりました。
そんな中、とある広報でとても興味深い記事を目にしました。
社会福祉協議会さんが開催する「誰もが集えるリビング・子供の居場所」
の説明会というものです。
すぐに連絡し、先日、参加してきました。
社会福祉協議会という団体は以下のような非営利団体です。
https://faavo.jp/osaka/project/2488
説明会に参加し、活動内容を聞き、私達のしたかったことに近く、
とっても共感しました。
早速、私たちが住む岸和田市河合町地域の担当の方が
本日ご来宅し、家を見て打ち合わせすることになりました。
私達が会社を経営する中で進めて行きたいと思っている、
「古民家再生プロジェクト」
その一歩となる活動となれば・・・
少しづつ進めていきます。
write: 代表 一級建築士 高山道男