前回のブログの続き。

 

前回のはこちら

[築50年以上のマンション水漏れ修理 その1]

 

 

・・・あくる日

まぁ、漏れないだろうとかなりの自信を持ち、

浴室の洗い場から水を流しました。

 

 

えっ!?

かなりの勢いで下階に漏れてきました!!!

 

 

・・・おかしい。

 

 

確実な漏水原因を特定するために

漏れた直下の天井を復旧することを考慮し、

綺麗に天井を開口してもらいました。

(自分の父親ながら、大工じゃないのに

綺麗に開口するなぁと関心。

親バカならぬ、子供バカ(笑))

 

そして再度原因を確認。

今度は浴槽の中に水を流しました。

すると・・・

 

 

 

原因が判明しました。

防水の劣化です。

 

 

一般的にこういう納まりになっています。

タイルの下にはコンクリート(これは防水を保護するためのもの)があり、

その下に防水層があるという納まりとなっています。

 

 

この防水層に穴が空いているとか、破断しているとか、

何らかの形で支障をきたしていて、漏水します。

 

 

これを直すには防水のやり変えが必要となります。

これはちょっと簡単には直せそうにないですね。

大掛かりな工事となりそうです。

 

続く・・・

 

writer:代表 一級建築士 高山道男